化粧品向け充填・成形機メーカー
株式会社 南陽

スラリー充填成形ライン

スラリー充填成形ライン写真

スラリー充填成形ラインは、バック製品とフロント製品の両方が生産できる複合機で、世界で当社でしか製品化していません。

装置の特徴

製品品質に影響を及ぼす工程は全てタッチパネルから条件の選択、数値の入力ができ、条件の保存、読み出しができます。
充填機構はサーボモーターを使用し、1つのポンプで加圧充填(バック)、定量充填(フロント)ができます。
プレス機構はサーボモーターを使用し、バキュームパットを途中まで高速で位置決め制御を行い、トルク制御に切換えプレスを行います。
フロント充填品の予備プレスでは、特殊なバキュームパットを使用し、中皿を汚すことなく成形できます。(特許申請中)
安全増し防爆仕様は、内圧防爆仕様で制御盤内の内圧を高め、可燃性ガスの進入を防止します。エアーの圧力を監視し、 エアーが低下した場合は電源を遮断します。

  • スラリー充填成形ラインサブ写真
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スラリー製品(湿式)とは

ファンデーション・アイシャドウ等の粉末を、IPA、エタノール、イソパラフィン、水等の溶剤で混合したスラリー状化粧材を中皿へ単色又は多色を充填し、圧縮成形工程で溶剤をバキュームで回収し、乾燥工程を経て製品となる。

スラリー製品の特徴

製品硬度が一定に仕上がる。
パール材の非常に多い粉末を成形できる。
多孔質(スポンジ状)成形が可能で、滑らかなフィーリング感が得られ使用感が良い。
製品側面に縦バリが無い為、輸送時によるバリの落下がほとんど無い粉末をスラリー化することで粉末の飛散が無い為、粉塵被ばくが無く作業環境が良い。

バック(BIM)充填成形方法

容器裏面よりスラリーを加圧充填し、溶剤を紙、布を通しバキュームで回収し、仕上げプレスを行う。

バック(BIM)充填の特徴

バック充填は加圧充填の為、多色多数個取りしても製品のバラツキ(充填量、硬度)が少ない。
1つの樹脂皿に最大6色まで同時充填成形が可能(充填ポンプが色数分あれば6色以上可能)
1つの樹脂皿に同時多色充填できる為、中皿コスト、金型コスト、組立作業コストが大幅に削減できる。
5mm程度の立体成形が可能(ドーム、ピラミッド、花柄等) ※金皿サイズによる。
中皿外周を汚すことなく、充填成形ができる。(樹脂中皿、アルミ中皿に充填が可能)

フロント充填成形方法

容器上面よりスラリーを定量充填し、予備、仕上げプレスで、溶剤を紙、布を通しバキュームで回収する。

フロント充填の特徴

単色のファンデーションの充填は皿の汚れが一切なく充填成形できる。
多色充填製品は乾式と比べ安価に生産する事ができます。

スラリー充填成形ラインサブ写真

スラリー充填成形ラインサブ写真

スラリー充填成形ラインサブ写真

スラリー充填成形ラインサブ写真

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工程

バック充填、フロント充填共に、仕上げプレス後に乾燥工程を経て製品となります。

バック充填

  • 作業者が中皿を供給
  • 中皿確認
  • 中皿エア洗浄
  • BIM充填
  • 仕上げ圧縮成形
  • 製品排出
  • 作業者が取り出す

フロント充填

  • 作業者が中皿を供給
  • 中皿確認
  • 中皿エア洗浄
  • 中皿内面へ糊付け
  • 中皿底面へ糊付け
  • フロント充填
  • 予備圧縮成形
  • 仕上げ圧縮成形
  • 製品排出
  • 作業者が取り出す

製品詳細

動力源
電気:AC200V 30A 1口
空気:0.5Mpa以上 1口
対象製品
ファンデーション、フェイスカラー、アイシャドウ等の多色中皿製品
対象製品寸法
バック(BIM)充填製品
2ヶ取り 皿寸法70mm×70mmまで
4ヶ取り 皿寸法30mm×70mmまで
8ヶ取り 皿寸法25mm×30mmまで
フロント充填製品
2ヶ取り 皿寸法60mm×70mmまで
色数
4色~6色 ※仕様により異なる
能力
バック(BIM)充填製品※充填・成形時間3.5秒の場合
2ヶ取り 能力~16ヶ/分
4ヶ取り 能力~32ヶ/分
8ヶ取り 能力~64ヶ/分
フロント充填製品※充填・成形時間3.5秒の場合
2ヶ取り 能力~16ヶ/分
作業人員
2名〜4名 ※生産する品目により異なる
オプション
CE対応、乾燥機、コンデンサー、練合機等